演習: メルマガ1通を企画〜AI生成〜検証まで完成させる
学習目標
本コースで学んだ企画・KPI・AI生成・人間検証の全工程を1本のメルマガ作成に適用し、実際に配信できる品質の原稿を完成させる。
演習の概要
この演習は4ステップで構成され、合計所要時間は75分の目安である。
| ステップ | 作業内容 | 時間目安 |
|---|---|---|
| Step 1 | 企画シートの記入 | 15分 |
| Step 2 | Claude で原稿を生成する | 15分 |
| Step 3 | 4チェックによる人間検証・修正 | 30分 |
| Step 4 | KPI 目標の設定と提出 | 15分 |
Step 1: 企画シートの記入(15分)
以下のシートを埋める。
【企画シート】
■ 配信対象
セグメント名: _______________
対象の人数(概算): _______________
このセグメントが今抱えている課題/関心: _______________
■ 配信目的
このメールで読者にとってほしい行動(CTA): _______________
例: 「資料をダウンロードする」「ウェビナーに申し込む」「商品ページを見る」
■ 件名の方向性(2案考える)
案1: _______________
案2: _______________
(各40字以内・数字か「?」を含む)
■ 本文のテーマ/コンテンツ
読者に届けたいメインメッセージ(1文で): _______________
根拠となる情報・事例(自社データ or 公開情報): _______________
■ KPI 目標
開封率の目標: _____ %(自社の過去配信を参考)
CTR の目標: _____ %
CTA からのコンバージョン目標(任意): _____ %
Step 2: Claude で原稿を生成する(15分)
Step 1 で記入した企画シートをもとに、以下のプロンプトテンプレートを Claude Sonnet に送る。
あなたはメールマーケティングの専門家です。
以下の企画シートをもとに、メルマガ原稿を作成してください。
---
[Step 1 で記入した企画シートをここに貼り付ける]
---
出力してほしいもの:
1. 件名(2案)
2. プレヘッダーテキスト(1案、50字以内)
3. 本文(400〜600字)
- リード(2〜3行)
- メイン本文(見出し付き)
- CTA(ボタンラベル案 + 直前の一文)
4. 法令上必要な表示事項の例文
(送信者等の情報、受信拒否の方法、住所・問い合わせ先等。要否と表示場所は適用法令や送信形態で異なるため、特定電子メール法・特商法の現行公式資料で確認する)
制約:
- 断定的な収益保証・誇大表現は使わない
- 特定電子メール法で必要な表示項目を含める(リンク先で表示できる項目は公式資料で確認する)
- 残席・期限などの限定情報は、確認できた事実だけを書く
- 全体で読了 3 分以内に収める
生成されたら、そのままコピーして次の Step 3 で確認する。
注意: AI の生成結果は叩き台。Step 3 の検証を省略してそのまま配信しないこと。
Step 3: 4チェックによる人間検証・修正(30分)
生成された原稿を以下の4チェックリストで精査し、問題があれば修正する。
チェック 1: ファクトチェック(10分)
□ 数値・統計に出典があるか? 実在するか検索して確認した
□ 製品名・URL・固有名詞が正確か
□ 自社の実際のサービス内容・価格と齟齬がないか
□ 「〇〇%の人が改善した」等の根拠のない主張がないか
チェック結果の記録(修正した箇所と修正内容):
修正点1: _______________
修正点2: _______________
チェック 2: ブランドトーン確認(5分)
□ 自社の言葉遣いスタイル(敬体/常体、一人称等)に合っているか
□ 顧客をどう呼ぶか(「お客様」「〇〇様」等)が自社スタイルと一致するか
□ 全体を通して「です/ます体」が統一されているか
□ 親しみやすさと信頼感のバランスが自社に合っているか
チェック結果: _______________
チェック 3: 法令確認(5分)
□ 広告メールの表示事項(送信者等の情報、受信拒否の方法、住所・問い合わせ先等)の要否と表示場所を、特定電子メール法・特商法の現行公式資料で確認し、示しているか
□ 配信停止の通知先・方法(URL またはメールアドレス)が明記されているか
□ 広告主の依頼・提供・報酬が関係する紹介を含める場合、一般消費者が事業者の表示だと分かる形で示しているか
□ 「絶対に」「必ず〇〇になる」等の断定保証表現がないか
□ 景品表示法上問題のある優良誤認・有利誤認表現がないか
□ 規制業種(医療・金融等)に該当する場合、業種別ルールを確認したか
チェック結果: _______________
チェック 4: 読者視点確認(10分)
□ 件名を見て自分なら開封するか? 理由: _______________
□ 本文を読んで CTA をクリックしたくなるか?
□ CTA のリンク先 URL が正しく存在するか(テストクリック実施)
□ モバイルで読みやすい文の長さ・改行か(短めの行と適度な改行を目安)
□ フッターまで読んで不自然な点はないか
Step 4: KPI 目標の設定と提出(15分)
修正が完了した原稿に以下を添えて提出する。
【提出物チェックリスト】
□ 完成メール原稿(件名2案・プレヘッダー・本文・フッター)
□ 4チェックの実施記録(チェック結果と修正内容)
□ KPI 目標の設定(開封率 ___ % / CTR ___ %)
□ AI生成部分と人間修正部分の区別が分かるメモ
(例: 「件名はAI案を採用。本文の事例部分は自社実績に差し替え」)
□ 法令チェック全項目にチェックが入っている
【講師に質問したいこと・迷った判断】
_______________
講師添削のポイント
講師は以下の観点で添削する。
- ファクトチェックが省略されていないか: 「ChatGPTによると〇〇%」などの未検証数値がそのまま残っていないか
- 法令必須表示が正しいか: 表示事項が現行の所管官庁資料の要件を満たしているか
- AI 生成と人間判断の区別が明確か: 「AI に全部やらせた」のか「AI を道具として使った」のかが伝わるか
- KPI 目標が測定可能か: 「たくさん開封してほしい」ではなく数値目標になっているか
出典・クレジット
- 消費者庁「景品表示法」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/faq/stealth_marketing/
- Mailchimp「Email Templates」 https://mailchimp.com/features/email-templates/
- Anthropic「Claude」 https://claude.ai/
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